なめ子の 末期オンライン プレイ日誌

西日本豪雨による水害やその後の猛暑日による熱中症多発など、
急に日本を襲ったさまざまな災害・・・こういった自然災害はいつの時代も
どれだけ事前にメディアで取り上げられようが被害が拡大してしまう傾向にある。
その根本的問題としてだいたい恥の文化ってやつが悪いのである。

恥の文化はざっくりいえば行動基準が恥を中心としている文化圏である。
悪いことをしてはいけないのは恥ずべき事だからだ、という感じの考えであり、
これがキリスト教の地域だと神に背く行為だからだ、となる罪の文化に変わる。
そしてこの恥の文化はある種治安の良さの根底にあったりもするわけだが、
一方で今回のような災害が起こった場合は悪いほうに働いてしまうわけだ。

例えば凄まじい豪雨によって今すぐ避難するべきか否かの選択を迫られたとしよう。
本来なら避難してしまえば100%安全なのだからできるならすればいい話なのだが、
この時我々が陥りがちなのは、「避難するほどでもなかったら恥ずかしい」という
まさしく自分の命より恥かどうかを中心とした考え方である。
つまり周りが誰も避難していない、実はすぐに雨はやむかもしれない、
にも関わらず自分だけが洪水怖いよー！と避難所に駆け込んだら・・・
それは実に恥ずかしいことだ！と心の奥底で日本人は考えてしまうのだ。

熱中症に関しても同じことである。周りが誰も苦しんでいる様子がないのに、
自分だけが熱い、頭がフラフラする、気持ち悪い休ませてと泣き言を言うのは、
それはあまりに恥ずかしいことだ、ここは我慢しなければならないという
いわば国民全体で恥をさらさないための我慢大会が発生してしまうわけである。
その結果バッタバッタと人が倒れてシャレにならない状態になってしまった。
エアコンどころか水分補給すら恥ずかしいと思って行わない人がいるほど。
男性が日傘を使うと恥ずかしいといった風潮もまさしく恥の文化的考えである。
本来はそんなこと言っている場合ではなく徹底的に対策せねばならぬのだ。
もはや国が強制するレベルでやらないと負の連鎖はとまらないであろう。


とまあそれっぽいことを書いたけど全部妄想なのであった。
単に俺の行動基準が全てにおいて周りからどう見られるかってのになっててね、
外では大体挙動不審になってるのも周囲に気を使い過ぎてるからなんだよね。
マジで俺のような人間は歩道を歩くという行為だけでも凄まじいくらい集中するからな。
反対側から歩いてくる人とすれ違う際にぶつからないよう予め歩くコースをずらしたり、
前後を確認し自転車が遠くに見えた瞬間にしっかり通れるように道を開けておいたり、
狭い道なら車の邪魔にならないよう少しでも音が聞こえたら端っこによったり、
前の人が遅い場合は追い越したあと逆に追い越されない速度を必死にキープしたり、
これらは全て自分が歩くという行為によって恥をかかないようにするためである。
追い越したあと信号が赤で結局抜かした人に並ばれてしまったりしたら
あまりの恥ずかしさに本来と別のルートに逃げ込んだりしちゃうからね。
そりゃ病むよね俺。
（※追記
　恥かどうかを判断するのはあくまで俺なので実際に周りがどう思うかは関係ない
　つまり他人100人中100人がそんな俺を見て何も思っていなかったとしても
　俺1人中1人がそれは恥だと考えれば恥であり俺の精神は削れるのである）
　
まとめ。
自分のことしか考えてないずぶとい人間になれば人生うまくいきます。